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(株)中山工務店
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Last Updated 2014-01-19



R0012458.JPGシックハウス症候群とは、建材・施工材や家庭用品から発生する有害な化学物質やカビ・ダニによって室内の空気が汚染され、これによって起きる様々な体の不調を指します。その主な症状としては、「頭が重い•めまい」「せき•くしゃみ」「吐き気がする」「全身のアレルギー症状」「心臓がどきどきする」等、人によって様々な症状があり、複数の症状が現れる場合もあります。原因は建材・施工材から発生する化学物質。特に「3物質・3薬剤」に注意する必要があります。
<3物質とその症状>
◉ホルムアルデヒド 
 発ガン性の疑い・刺激臭・目がちかちか・目や喉の痛み・アレルギー症状
◉トルエン
 倦怠感・知覚異常・吐き気
◉キシレン
 倦怠感・知覚異常・吐き気
<3薬剤とその症状>
◉木材保存剤 
 倦怠感・頭痛・めまい・悪心・嘔吐
◉防蟻剤
 頭痛・くしゃみ・鼻炎
◉可塑剤
 目•喉の痛み・気道刺激・環境のホルモン疑い

では、シックハウス症候群にならないような家を建てるには、
どんな建材・施工材を使ったら良いでしょう?

1:内壁(木質系内装材、クロス、塗り壁など)

<木質系内装材>
①無垢板(むくいた)
 湿気が多ければ吸湿し、乾燥すれば吐き出す(調湿性)という材質の特性は、高湿多湿な日本の環境に適しています。その香りや肌触り、木目は心地よく、調湿作用や殺菌力とあいまって快適な室内環境を創り出す素材といえます。ただし、湿度の変化により伸縮し、反りが生じたり、目地に隙間があいてきたりするので、あらかじめしっかりと乾燥させた材料を使うことが大切です。

②合板
 合板は原木丸太を薄くスライスして乾燥させ、それを接着剤で貼り合わせて製造するため、接着剤からのホルムアルデヒドが空気中に放散されます。下地、仕上げ、造作と使用箇所が多い材料なので、十分な検討が必要です。合板類はホルムアルデヒドの放散量を「JAS」及び「JIS」の表示でチェックし、できるだけ「F1」と表示されたものを利用します。また、最近では「F1」より優れた製品も製造されています。

<クロス>
①ビニルクロス
 安価で加工しやすく使い勝手の良いことから、多くの住宅で使われてきました。しかし、原料に塩化ビニルを使用しているので、その成分や廃棄時に問題が多く、最近では紙や布を貼ることが多くなっています。

②和紙
 通気性に優れ、繊維の隙間に空気を多く含むため、保湿性、断熱性に優れています。年月を経ると味わいが出てくる素材と言えるでしょう。

③エコロジー壁紙
 ケナフという植物を使用したものやポリエステルとレーヨンの不織布を素材にしたものなどが開発されています。

④布
 防燃剤・防カビ剤などの薬剤を一切使わず、無農薬・有機栽培で育成した綿100%使用のオーガニックコットン壁紙があります。独特の風合いが魅力的ですが、ホコリやシミが付きやすく、価格は高めです。

<塗り壁>
①土壁
 天然素材のもつ調湿性や安全性のために最近再評価されています。しかし現在では、職人の手間代が高く、職人も少ない状況です。

②漆喰壁(しっくいかべ)
 消石灰が主材料で、顔料を入れることにより、様々な色に仕上げることができます。調湿性があり、ホコリやカビがつきにくいこともあって、評価が高まっています。

③珪藻土(けいそうど)
 今、注目されている土「珪藻土」(けいそうど)は、日本各地で無尽蔵に採れる土で、断熱、調湿、消臭などに優れた性能を持っています。建材として注目される以前は七厘(しちりん)の原料でした。様々な用途の製品が生産されているので、性能をチェックして用途に適したものを選択することが大切です。

④プラスター塗
 石こうを主材料としたものと石灰を主材料としたものとがあり、どちらも水練りして用います。固まるのが速く、硬く仕上がるのが特長です。

<塗装>
 最近は、トルエンやキシレンの発生の原因となる有機溶剤を使わず、合成樹脂エマルションを塗料に用いた水系塗料が活用されています。既存の壁紙をはがさなくても、壁紙の上に塗装すれば安全に容易に仕上げることができるため、リフォームの際にも適した仕上げといえるでしょう。

2:床(木質フローリング、コルクタイル、畳など)

<木質フローリング>
 一般にフローリングは無垢板(むくいた)を使った「木質単層フローリング」と、合板を基材として表面に薄い単板を張り付けた「木質複合フローリング」に大きく分けられます。

①木質単層フローリング
 昔から使用されている広葉樹のナラ、ブナは材質が硬いのでキズが付きにくく、もしキズが生じても削って補修することが可能です。

②木質複合フローリング
 無垢板(むくいた)のフローリングに比べて狂いが少ないのが利点です。「木質複合フローリング」は合板同様、ホルムアルデヒドの少ないものをJASのF表示で選びます。

<コルクタイル>
 コルクタイルはコルク樫(かし)の表皮下の木栓層(もくせんそう・コルク)を焼き固めたもので、化学的な接着剤は使っていません。コルクは、軽くて弾力性に富み、断熱性が高く、焼成温度が高いと防水性もあるため、床剤に適しています。又、素足でも肌に優しく、床暖房には最適の素材といえます。製造過程の焼きこみ度合いで色の濃淡も出せます。

<畳>
 吸湿性、断熱性に優れた床材です。昔の家の畳下はスノコ張りで、床下は風通しが良く、ワラ床(わらどこ)とい草でつくられた畳が自然に呼吸をしていました。ところが、現代の家は換気が不十分なため、畳やカビやダニの温床となり、その対策として殺虫剤を染み込ませた防虫加工紙を使用するなどの方法がとられるようになりました。現在では、畳床(たたみどこ)にダニを寄せ付けない効果を持つ炭化コルクや調湿性の高い炭、抗菌性のあるヒバのおがくずを挟みこんだ畳などが開発されています。JIS規格品の場合、防虫処理の方法が畳表に表示されています。誘電加熱処理、真空殺菌処理による畳床(たたみどこ)を選びましょう。

<その他>
①カーペット
 天然素材の織物を用いた、毛足が短いものを選びましょう。

②天然リノリウム
 100%天然素材の床材です。抗菌性、耐磨耗性、耐薬品性(強アルカリ性を除く)に優れています。燃えるときに有毒ガスを発生しません。吸音、防音性もあり、静電気の発生も防ぎます。

③タイル
 天然のタイルや石類など100%天然素材が主原料です。床用には、比較的高い温度で焼き固められ、吸水性の低い磁器質やせっ器質が使われます。

3:塗料

①合成塗料
 塗装は、木の色や艶を出す美観的な目的のほかに、木そのものがもつ油分を乾燥させないようまた腐り・汚れ・カビ・変色から守るために行われます。ベランダやドアなどの鉄部を錆から守る機能もあります。合成塗料は施工性が良く色も豊富ですが、有機溶剤を使った塗料はトルエンやキシレン等を使う上に塗料そのものに重金属が含まれていることがあり、問題とされています。最近は塗料に用いる合成樹脂を有機溶剤ではなく、水の中に分散(乳化)させた、合成樹脂工マンションを塗料に用いた水系塗料が大いに活用されています。

②天然塗料
 かつての漆や渋柿、ベンガラなどに変わって、木の呼吸を妨げない、含浸塗料が増えています。木そのものの良さを引き出す亜麻の実の油を主体とした植物性の塗料、皮膜をつくって体を保護する虫の分泌物から採取したセラックニスという樹脂等、種類も豊富です。特にドイツは、天然塗料の先進国です。亜麻の実の油、マツヤニ、精油など自然素材のみを使用し、その成分を公開しているメーカーもあります。木材の保護に最適といえるでしょう。

4:基礎・床下

 昔の家にはいわゆるコンクリートの基礎がなく、縁の下から外が見えるオープンな床下でしたが、耐風耐震性を高めるために基礎をつくることが多くなり、床下の換気が不足するようになりました。さらに、白アリの好む米栂(ベイツガ)などの外国材を床下の土台や大引(おおびき)に使うことが増え、毒性の強い薬剤で木材を処理する方法が一般化しました。

<木炭>
 木炭の表面は、多孔質(たこうしつ)で、小粒の炭粒でも、その表面積は小学校のプール程度の広さがあるといわれています。この穴に微生物が住みつき、有機物やガスを分解するので、水の浄化・調湿・消臭などの効用があります。床下に敷いた場合、床下の湿気を長期間にわたって吸い続け、またその吸水性によって床下の水や結露を吸収します。

①天然系防腐剤・防虫剤
 住む人への薬剤の影響を考え、アリの嫌いなヒノキチオールを含んだヒバ油や、炭焼きでとれる木酢液などを散布します。

②ヒバや栗、ヒノキなど防腐・防蟻性(ぼうぎせい)のある材(心材を使用)を保存処理木材の使用に替えて使うことも有効です

では、実際に中山工務店で施工した、
シックハウス症候群のための新築の家を見てみましょう。
このお施主様は塩ビ製品やプラスチック製品、
化学薬品が一切ダメという方でした

内部

 木材は全て国産の杉の無垢板を使用。
壁はクロスを一切使用せずに、全て珪藻土(けいそうど)。
浴室は檜板張りで、浴槽はホーロー。シャワーホースを塩ビ製からメタル調蛇腹に変更。
水道の蛇口をプラスチック製から鉄製の十字ハンドルに変更。
キッチンはシステムキッチンではなく、
ステンレスシンクとタイルカウンターを足して造った大工の手作り。
さらに、杉板で棚とテーブルを造作。
照明はレセップを基本としたシンプルな造りで、
コンセント・スイッチカバーはステンレス製の物を使用。
内部建具は杉の無垢板を使用。

外部

 屋根はガルバリウム鋼板。
軒天はフレシキブルボード。
外壁は38mmALCボード+塗装
ベランダは総杉板使用のスノコ仕上げ。
ポーチはコンクリート、モルタル仕上げ。
外部建具はアルミサッシ・ペアサッシを使用。

その他

 シロアリ防虫剤は天然青森ヒバ油を使用。
断熱材は中がガラスではなくウッドチップのものを使用。
クリーニングには一切薬品洗剤等は使用せず、水拭き仕上げ。
お茶がらを撒き、空気清浄機を設置。

 これらは全てお施主様と打ち合わせをし、実際にサンプル製品等で試して頂いて、
問題の無いことを確認してから使用しました。

 確かに普通に家を建てるよりは、時間も予算も掛かりますが、
お施主様が「健康に暮せる家作り」が何より大切なことだということを、
改めて再認識させて頂いた施工でありました。

新築

中山工務店最終稿20131125チラシ表.pdf
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国産無垢材をふんだんに使用した伝統の在来工法から、耐震耐火性も十分に配慮した最先端建材まで。これからも自然を愛し、自然の力を生かした家づくりを進めて参ります。

リフォーム

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